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自分で勉強するときのコツ part 2

2020.01.27



自分で勉強するときのコツ part 2

 

今、受験シーズンの真っ最中ですね。

中学受験。高校受験。特に今は私立高校受験。そして大学受験。

そしてもうすぐ英検の試験もあります。

 

今日は一人で勉強するときの10日間で身につくリスニング対策法についてお話をします。

 

リスニングがどうしても点数がとることができないという方。

よーく聞いてくださいね。

 

まず準備する教材はできるだけ受験する試験の過去問CDまたは予想問題CD等を

用意してください。

 

教材自体がテスト形式になっていますので、とりあえず一通りテストをします。

結果がよくても悪くても必ず、解答の訳を見て一文ずつチェックしていきます。

 

注意しなければいけないのは、テストをして答え合わせをした後に、間違えたところの修正だけをして、

「はい、終わり。」という人が多いことです。

 

これでは効果が半減します。

必ず訳をチェックすること。特に長文問題は必ずです。

 

それが終わったら、長文の問題だけを何も見ないで聞いてみることです。

「全部聞き取れた。」と思うまで同じものを何回も聞くことです。

 

次に今度はCDを聞きながら音読をします。

できれば、CDを流しっぱなしにして聞きます。

もし、いやそれは無理という人がいれば、一回一回とめて、リピート練習を

しても結構です。

 

そして、その時にできればですが、そのCDの発音通りに自分も発音することです。

例えば、水は「ウオーター」ではありません。日本語で言うと「ワラ」に近いです。

 

正確に自分が発音していれば、聞いたときに自然と理解ができるのは当たり前のことなのです。

 

この正確に発音することを軽視している人がなんと多いことか。

おそらく、一つは周り人がいるときには恥ずかしくてその通りに真似できない。

「笑われたらどうしよう。」と考えてしまうも多いからだと思います。

 

この学習法であれば、一人で自宅でじっくりとできます。

これを10日間繰り返してください。

 

 

あくまでこの学習法は短期間でやるものです。

短期間でやるものはやらなくなれば、あっという間に元に戻りますのでご注意を。

 

長期間でやる場合は塾のほうに直接ご相談ください。

当然、長期間でやるほうが、嫌にもならず、しっかりと身に付きます。

 

 

尚、写真に掲載したCDプレーヤーは、自宅の押し入れから引っ張り出してきたものです。

レトロな感じがいいので載せてみました。多分、音が出ると思いますが……。

 

 

新年のご挨拶

2020.01.09



みなさん、明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

新年早々ですので、「この方がいなかったら、私は塾をやれていない。」

というぐらい私にとって大切な恩師の話をしたいと思います。

 

残念ながら、その先生は昨年の今頃お亡くなりになりましたが…。

 

 

大学に入学してから1年間、私は学校にもほとんどいかず、友達に出席を頼むような

だらしない生活を送っておりました。

 

2年生になってゼミに入りました。

入れるとは思っていませんでしたが、どういうわけか非常に運よく評判の良いゼミにはいれました。

 

入ってまもなく合宿がありました。

課題が出ていて、それそれ個人で皆の前で発表しなければいけませんでしたが、

当然、私は何一つしていませんでした。

 

私の番になったとき「すみません。何もやってきていません。先生! 何で人は勉強をしなくてはならないんですか?」って、やってきてもないくせに、皆の前で悪びれもなく堂々と聞きました。

 

こんなとき、普通は「じゃあ、きみはなぜこのゼミに入ってきたのかね?」

って答えを想像しますよね。

 

私も、そう思っていました。

 

すると先生は「みんな、少し悪いけれど時間をくれるかな?」

と言われて、私一人のために

「勉強とはね、一つは人にだまされないためにするんだよ。そしてね………」

 

おそらく30分以上だったと思います。

怒るのではなく、私にわからせようと一つ一つ丁寧に……。

 

正直内容はほとんど覚えていません。

ただ先生が、自分一人のために一生懸命に話してくれたことは鮮明に覚えています。

 

こんなどうしよもない生徒のために…。

こんないい先生がいたんだー。

 

今でもその時のことを思い出すと、涙がでそうになります。

 

私はその日を境に別人のように勉強し始めました。

学校に毎日通い、友達の分の出席もとってやり、試験の前にはノートも見せてあげて…。

試験前になると

「おい、松浦ノートみせてもらってもいい?。」「悪いね、今からコピーしてくるから、ノートちょっと貸して。」

 

おかげで大学時代は友達がたくさんできました。笑

 

先生って本当に大事ですよね。

先生ひとつで、人生も大きく変わってしまうこともあります。

 

ぼくはこの先生を目標にしていますが、一生かけてもこの先生を超えられることはありません。でも、ほんの少しでもこの先生に近づきたいと思っています。

 

「松浦先生のおかげで人生が変わった。」といわれるように精進していきたいと思っています。

 

( 恩師は生前に瑞宝中綬章という勲章をもらわれました。本当に素晴らしい方でした。)

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