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龍王塾が大切にしていること。―先を見据え行動する力― ①

2023.03.09

ここのところ、西日本新聞で二度に渡り、塾が中学校の中間・期末テストの過去問を保管し、学校に無断で「過去問」として生徒に解かせる指導が常態化しているという問題が取り上げられていました。


過去問を丸暗記させ、定期テストの点数を取ろうというものです。
確かに多くの塾がやっています。


龍王塾は今年で18年目になりますが、
一度もそのようなことをしたことはありません。


ただ、生徒さんがどういうところを間違えているかを確認し、次に正解が出せるように、定期テストの問題と、生徒さんの書いた解答用紙を個別に見せていただくことはしています。
(中には持って来られない生徒さんもいますが…。決して強制はしておりません。)


間違ったところを直して、その部分を復習していく。
これが理解するうえで、一番の近道だからです。


過去問を丸暗記させると点数は取れることは大いにあることだと思います。


点数は取れても、学力はまったく身についていません。
高校に進学したとき、大学受験をするとき、何の役にもたっていなかったことがわかります。


よく理解をしていないのに点数だけとって満足する…。
なんのために勉強しているのでしょうか。


今年から、筑豊地区でも福岡県の公立高校受験に特色化選抜という制度が取り入れられました。
基本的に学校の通知表の成績だけで合格できるというものです。


この制度の良い悪いはともかくとして、レベルの高い公立高校ほど、この制度を取り入れておりません。
もちろん、私立の高校に特色化選抜という制度はありません。


大学受験は実力勝負です。
定期テストの点数だけ取って成績表だけで合格された生徒さんと、実力をつけて合格された生徒さんには、既に高校のスタート時点で大きな差がついてしまっていることを知っておいてほしいのです。


西日本新聞に「塾の学校の定期テストの過去問指導」について掲載された記事です。
まだご覧になっていない方は、どうぞお読みください。

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1053993/

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1054003/



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